湊かなえ原作の伏線回収がすごいミステリードラマおすすめ5選!

湊かなえ原作のおすすめドラマランキング!伏線回収がすごい作品は?
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人気作家の湊かなえの作品は、巧妙な伏線と緻密な構成で、読者を最後まで飽きさせないミステリー小説として人気です。

その魅力は、ドラマ化された映像作品でも存分に発揮されています。

湊かなえの原作ドラマは内容は重めですが、ストーリーの構成、特に伏線の回収はドラマの見どころで、どんどんドラマの世界へ引き込まれていきます。

ナツ

湊かなえさんのドラマはホント面白いよね!

今回は、個人的におすすめしたい湊かなえ原作のドラマをランキング形式で紹介したいと思います。

湊かなえのどの作品を見るか迷っている方は参考にしてみてください!

あひるさん

ラストで怒濤の伏線回収がすごい!

もくじ

湊かなえ原作ドラマ 伏線回収がすごい作品!

第5位 高校入試

  • 放送年 2012年
  • 主演 長澤まさみ
  • 第1話視聴率 7.7%

高校入試 あらすじ

「一高」と呼ばれる名門高校の入試を舞台に、入試の妨害を企てる何者かの正体を追うミステリー。

入試日とその前日に起こる、試験を阻止するための様々な出来事を、同校教師の視点から、その犯人や目的を明らかにしながら、入試制度に一石を投じようとする物語である。

高校入試の見どころ&感想

「高校入試」は湊かなえが脚本を書いた作品で、ドラマの脚本を書いたのは「高校入試」が初めてでした。

「高校入試」は入試制度に一石を投じる作品ということで、そもそものテーマがインパクトが強く、そして重たいです。

入試の前日~入試の当日、翻弄され戸惑う学校の先生たちと、それぞれの思惑を抱いている受験生たち。

入試というだけでヒリヒリする状況なのに、さらにそこに混乱が待ち構えているので、視聴していてメンタルがちょっとゾワゾワする作品です。

全13話あるので、「高校入試」は見応えのあるドラマでした。

あひるさん

入試のテーマのドラマは重い

\長澤まさみ主演「高校入試」/

第4位 贖罪

  • 放送年 2012年 (WOWOW)
  • 主演 小泉今日子
  • 第1話視聴率 不明

贖罪 あらすじ

小学生の少女・エミリが田舎町で殺害されてしまった。

殺される前までエリミと一緒に遊んでいた、犯人らしき男を見たはずの4人の少女達は、みんな口を揃えて顔を覚えていないと言う。

事件はそのまま迷宮入りしてしまった・・・。

そして事件から15年が経ち、被害者のエミリの友人たちがつぐないに囚われたまま成長し、悲劇こ連鎖を生み出していく。

贖罪の見どころ&感想

湊かなえのドラマ「贖罪」の見どころは罪を償うということは、どういうことなのだろうかという重たいテーマの投げかけです。

タイトル「贖罪」そのものが非常にシンプルかつ重いタイトルで、ドラマの内容もヘビーで暗い。

そして、湊かなえらしいイヤミスな展開

ドラマ「贖罪」は章ごとに主人公が代わり、主人公の独白で物語が進んでいきます。

終始重たい内容のドラマですが、この主人公の友達4人は罪悪感から解放されることができるのか・・・?

「贖罪」、罪を償うとはどういうことなのか、というテーマを投げかけたドラマになっています。

ハル

「贖罪」シンプルなのに強烈なタイトル

第3位 夜行観覧車

  • 放送年 2013年
  • 主演 鈴木京香
  • 第1話視聴率 11.7%

夜行観覧車 あらすじ

高級住宅街に住む遠藤家と高橋家。傍から見ると幸せそうな2つの家族だったが、とある事件きっかけにそれぞれの家庭が崩壊してゆく・・・。

高級住宅街に住むエリート一家で起きてしまったセンセーショナルな事件。

のこされた子供たちはどのように生きてゆくのか。

その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる

夜行観覧車の見どころ &感想

夜行観覧車は「告白」と同様、登場人物の心理描写が秀逸なドラマです。

夜行観覧車の見どころは、登場人物の心理描写であり、その部分を見ているとイライラしたり、大いに感情が揺さぶられます。

夜行観覧車は、とにかく心理描写がブラックです。

夜行観覧車に出演している俳優陣の演技も素晴らしく、それもこのドラマが評価されるポイントの一つです。

特に個人的には、当時15歳だった杉咲花の演技が素晴らしかったと思いました。

杉咲花は15歳当時からすばらしい女優だと思っていましたが、今ではアカデミー賞を受賞する女優に成長していて、それにはすごい感慨深いものがありますね!

そして、気になるのがタイトルの「夜行観覧車」の意味です。

ハル

なぜ夜行なのか・・・?

それは、個人的には、登場人物の心理描写や心の闇、暗い部分と関連しているのではないかと思います。

「夜行観覧車」という言葉にはさまざまな意味が込められていると感じますが、湊かなえがタイトルに込めた思いを聞いてみたいですね。 

\鈴木京香主演「夜行観覧車」/

第2位 リバース

  • 放送年 2017年
  • 主演 藤原竜也
  • 第1話視聴率 10.3%

リバース あらすじ

主人公の深瀬和久は平凡なサラリーマン。ある日、行きつけの珈琲店で美穂子と出会い、付き合うことになる。順調に関係を築いていた2人だったが、美穂子に「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届く。

現在と10年前のできごとが交互に描かれ、次第に事件の真相が明らかになっていく。

リバースの見どころ&感想

ドラマ「リバース」は、湊かなえ作品の特徴である、リアルな心理描写とストーリーに随所にちりばめられている伏線の回収が見どころです。

大学時代の4人それぞれの心の傷、徐々に明らかになる真相について思わずのめり込んでしまいます。

怒涛の伏線回収で、ラストは一気に盛り上がっていくのが湊かなえの「リバース」の魅力だと思います。

「リバース」はミステリードラマとしての側面もありますが、過去と向き合いながら葛藤していく姿は湊かなえの「贖罪」とは何かというメッセージも込められていると感じます。

主演の藤原竜也演技は、たまにカイジっぽい感じもしました(笑)

モテない平凡な役どころの藤原竜也は、案外珍しいと思いつつも、主人公にどんどん共感して応援したくなるキャラクターでした。

ナツ

リバースはラストの伏線回収がすごい

\藤原竜也主演「リバース」/

第1位 Nのために

  • 放送年 2014年
  • 主演 榮倉奈々
  • 第1話視聴率 11.8%

Nのために あらすじ

都内の高級マンションでの一室で、そこに住む野口夫妻が殺害され変死体で発見された。

現場に居合わせたのは20代の4人の男女。

4人の証言から事件は複雑な様相を呈し、驚くべき真実を明らかにしていく。

Nのためにの見どころ&感想

「Nのために」は湊かなえが初めて描いた純愛ミステリー作品。

これまでの湊かなえの作品はイヤミス色がすごく強い作品でしたが、「Nのために」は少しテイストが違います。

「Nのために」の見どころは、愛と裏切り、そして真実への問いかけです。

「Nのために」も湊かなえの特色である、人間関係の心理描写や見事な伏線の回収も見どころである。

このドラマのタイトル「Nのために」というのが、すごく好きで優れたタイトルだと思っています。

メインキャストの4人の男女は、それぞれが抱える秘密と葛藤の中で、愛と裏切り、そして真実と向き合う、「Nのために」・・・。

俳優陣もすごく豪華で、榮倉奈々・賀来賢人・窪田正孝・小出恵介が出演しています。

特に窪田正孝は、「Nのために」出演から飛躍的な活躍をした印象です。

榮倉奈々と賀来賢人は「Nのために」共演を経て結婚しました。

小出恵介は・・・色々あったよね!

ハル

うん、色々あった(汗)

ナツ

いい役者だったのに・・・(黙)

\榮倉奈々主演「Nのために」/

イヤミス女王 湊かなえのドラマの面白さ

「イヤミス女王」と言われるだけあって、湊かなえ原作のドラマは全体的に重厚なミステリードラマです。

湊かなえのドラマの特徴は、登場人物の心理描写と秀逸な伏線の回収です。

湊かなえのドラマは、終盤に向けて話が盛り上がっていくので、最初から最後まで本当に楽しむことができます。

そして、個人的には特に「Nのために」がオススメです。

重厚なストーリーながらも、恋愛要素もあるので比較的見やすいドラマで、キャスト陣の演技も素晴らしいです。

湊かなえ原作の映画も面白い作品があるので、ぜひ見てほしいなと思います!

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